カイの冒険
発売日
1988/ 7/22
定価
3,900円
フリマ
ジャンル
アクション
メーカー
ナムコ
概要
勇気を身軽さに変えるティアラを装備した主人公のカイを操作し、ドルアーガの塔を上っていくジャンプアクションゲーム。
攻撃手段は一切なく、敵や敵の攻撃をよけて進む。各フロアに置いてあるさまざまなアイテムを取得することでゲームを有利に進められる。
敵やトラップに触れるとミスとなるが、敵に当たった場合は次回、その敵がいない状態でゲームが再開される(一部を除く)。
ゲームオーバーになったフロアから何度でもコンティニュー可能。
フロア60まで到達するとエンディングとなり、物語とは無関係なスペシャルステージのフロア61がスタート。フロア100まで全40フロアクリアするとスタッフからの謝辞が贈られ、ゲームが終了する。
本作のゲームシステムはアタリが開発したアーケードゲーム『メジャーハボック』(1983年)のサイドビューアクションステージにおけるシステムをほぼそのまま流用した移植作品である。
本作の開発コードは「Minor Havoc」であり、慣性の伴うジャンプアクション、天井に頭をぶつけてしゃがむなどのギミックもここから取り入れられている。また、クレジット内のスペシャルサンクスにはアタリ メイジャーハボック かいはつチームと記されている。
ストーリー
繁栄と平和の象徴であるブルークリスタルロッドを手中に収めんとするスーマール帝国の侵攻により、バビリム王国は蹂躪され、人々は天高くそびえる塔の建設に従事させられていた。
帝国の所業に怒った神々の王アヌ神の放った雷により塔は破壊されたものの、バビリム王子ギル(ギルガメス)は塔の崩壊に巻き込まれ重傷を負ってしまう。
その上、塔の影でロッドの光が遮られたことにより、ブルークリスタルロッドに封じられていた悪魔ドルアーガが復活を果たしてしまう。
ドルアーガは壊れた塔を魔力で修復して天界からロッドを奪い、ロッドに封じられた帝国兵士の魂を復活させて配下とし、塔に立て籠った。
不安と恐怖のあまり神への信心を忘れた人々の心は千々に乱れ、疑心に駆られてお互いに争い続けた。そんな人間の愚かさに失望したアヌ神に見捨てられた地上は悪魔のなすがままにされていた。
王国に仕える女神イシターの巫女カイは苦境の中にあっても信心を決して失うことなく、許嫁であるギルを献身的に介護しながら神々へ祈りを捧げ続けていた。
バビリム王国の守護神である女神イシターは、神に見放されても片時も祈りを忘れることのないカイの姿に心打たれ、勇気を身軽さに変える魔法のティアラを授けると共に、奪われたブルークリスタルロッドの奪還を命じる
取説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
カイの冒険