ポパイ
発売日
1983/7/15
定価
3,800円
フリマ
ジャンル
アクション
メーカー
任天堂
概要
全1画面、4段構成のステージでポパイを操り、ポパイの宿敵ブルートの妨害をかわしながら、恋人オリーブの投げるハートや音符、アルファベットを全て取ればクリアとなる。画面の上の方で取るほど高得点。1段目だと500点、2段目以降は300点、100点、50点の順。階段等を降りている最中は前にいた段の得点。ハート等を1つでも取り逃す(画面下の水面に落ちて一定時間経つと沈む)か、ブルート・ビン・髑髏・バーナード(禿鷹)に直接当たるとポパイを1人失う。人数が無くなればゲームオーバー。なお、面のクリア条件は、1面はハート24個、2面は音符16個、3面は「H」「E」「L」「P」のアルファベット4個を計6セット(24個)と、それぞれの面で1つも漏らさず取る事である。なお、取る事さえできれば良く、取る順番は問わない。
ポパイはAボタンでパンチを使えるがブルートに直接攻撃はできず、通常状態では触れるとミスとなる。ブルートは基本的にはうろうろと移動を繰り返すだけだが、ポパイと同じ場所に居た場合には時折ビンを投げてきたり、上段にポパイが居た場合は一瞬上を見上げた直後にアッパーカットをしたり、下段に居た場合は腕をもぞもぞと伸ばしたりダイブしてきたりとありとあらゆる行動でポパイの妨害をする(ビンはパンチで壊せる。1個100点)。ブルート以外にも、ハゲタカのバーナード(3面のみ登場。パンチで倒すと1000点)、髑髏(パンチで壊せる。1個破壊すると100点)を投げてくるいじわる魔女シーハッグが敵として登場。
1面目の最上段の中央には桶とパンチングボール(1回叩くと30点)がある。パンチングボールはタイミングよくパンチすると桶にぶつかり、桶が下に落ちてきてブルートの頭にはまって邪魔をする事ができる。これも被せた時の段によって点数が異なり、下の方で被せるほど高得点。
ステージは全3面で1面はドック、2面は街、3面は船上。ステージによって仕掛けが異なり、1面は桶を使ってブルートを攻撃できる。2面はジャンプ台がありジャンプ台の上に浮かぶ赤ん坊(スィーピー)にタッチすると500点。3面はスライドする台がある。3面をクリアすると難易度が上がった1面に戻るループ制。アーケード版では2週目以降は3面まで行かず2面で次ループに移行するバグが存在する。
原作同様、各ステージに出てくるほうれん草[4]を食べれば音楽が変わり、ポパイの肌が赤(アーケード版。コレコビジョン版は緑)くなってパワーアップし無敵となり、ブルートに直接触れるだけで倒せるようになる(3000点)他、投げられたハート等も停止し取りやすくなる。さらには、無敵状態の最中は得点が2倍になる。難易度が高くなるにつれてBGMが早くなり(無敵時間が短くなる)、オリーブの投げるパーツとブルートの動きも早くなり、ビンや骸骨を投げてくる率が多くなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポパイ