マイト アンド マジック
発売日
1990/ 7/31
定価
8,500円
フリマ
ジャンル
ロールプレイング
メーカー
学研
概要
本シリーズは、さまざまなクラスのメンバーで構成されるパーティを操作し、一人称視点で表現された中世風のファンタジー世界を探検するコンピューターRPGである。
『マイト・アンド・マジック』以前の3DタイプのCRPGは、ダンジョンや街など限定されたエリアを冒険するものが多かったが、本シリーズはダンジョンや街だけでなく広大なフィールド全てを3Dで移動することができ、特徴的であった。
行動範囲の制約は少なく、自由に世界を探検することができる。
一部の人物などからクエストを受けられることがあり、これを達成することで経験値を得たり、物語を進展させたりすることができる。クエストを達成する順番も、特に規定されていないことが多い。
クエストを達成という目標もあるものの戦闘重視の傾向があり、シリーズを通して敵モンスターの大集団との戦闘が頻繁に発生する。
PC版との違い
画面レイアウトとインターフェースが家庭用に大幅に変更され、敵やアイテムの翻訳名も独自である。グラフィックも強化されており、モンスターの絵は全て書き直されている。
キャラクターを自分で作成する方式ではなく、宿屋で最初から待機しているデフォルトメンバーを加える方式になっている。ただ、ギルドという施設でキャラクターの名前や職業を完全に変えることができるようになっている。
バランスが若干変化している。特に、レベルが低いうちは最初の町から出られないようになっているなどやや簡単に調整された部分が多い。しかし一方で、普通の森と密林の区別がつかなくなっていたり、パソコン版では自動的に発見されたイベント的な宝箱や袋などが探すコマンドを実行しなければ見つからなくなっていたりと、逆にゲームを難解にするような変更点もある。
戦闘では、敵の最大数が16体から14体へとやや減少し、なおかつ、6体目より後ろの敵は攻撃してこなくなっている。行動順番は味方が必ず先になっている。
シナリオにも若干の変更点があるが、本シリーズと不整合になるほどの変更は無い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
マイト・アンド・マジック