水滸伝 天命の誓い
発売日
1990/ 6/29
定価
11,800円
フリマ
ジャンル
シュミレーション
メーカー
光栄
概要
最終目的は悪大臣・高俅を打倒することであるが、高俅がいる東京開封府には皇帝の勅命が無いと進軍できない。
そこで領地を増やし、人気を獲得する。
人気は好漢(プレイヤー)と配下の無頼漢の名声でもあり、人気の低いうちは能力値・精神値の高い人物は配下に加わってくれないが、人気を高めていけば徐々に配下を増やしていくことができるようになり、高俅を倒すための力をつけていける。
本作では1ヶ月が1ターンとなっており、ターン順はランダムに決定され、ターンが回ってきたらプレイヤーの好漢とその義兄弟に命令を出す。
プレイヤー担当の好漢が府州(宋を構成する小さな国々、全部で49ある)を統治中か、各地を逃亡中かで実行できるコマンドは異なる。逃亡中の場合は仲間を増やしつつ、ねぐらとなる府州を探す。
逃亡の際には仲間の無頼漢を9人まで連れて行くことができる(ねぐらにすることとした府州が既に他の勢力のものの場合は戦争となる)。
府州を統治するようになったら、統治国の住民の「共鳴」を上げるなどの内政を行い、国力・軍事力が整えば別の空白地を支配下においたり他の好漢の領土や高俅の属領を攻めて領土拡大を行うことでさらに「人気」を高めていく。
プレイヤー好漢以外が統治する府州は基本的に委任であり、好漢と義兄弟の契りを交わした義兄弟が統治する府州のみプレイヤーが直接命令を下せる。
内政に関しては好漢や義兄弟を使ってプレイヤーが直接命令するよりも能力の高い無頼漢に委任状態にしておいた方が、チートの恩恵を受けられる(プログラム上、プレイヤー好漢が月に1度しか実行できない内政コマンドが、委任された府州では強者の人数だけ体力消費無しで行なわれている)ため使い方によっては有用である。
こうして戦略と戦争を繰り返しつつゲームを進行していき、人気が250を越えた状態で1月を迎えれば皇帝に認められ、高俅討伐の勅令を得られる。勅令が得られていない場合、高俅を逃げ場のない状態に追い込んでいても、その州に攻め入ることができない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
水滸伝・天命の誓い