キョンシーズ2
発売日
1987/ 9/25
定価
5,500円
フリマ
ジャンル
アクションアドべンチャー
メーカー
タイトー
概要
本作は1986年に放映された台湾映画『幽幻道士』の続編という位置付けで、オリジナルストーリーが展開される。
タイトルが異なるのは、正確には日本語版放送前の字幕スーパー版ビデオ『キョンシーズ』がベースになっているため。
以上の経緯から、ゲームとしての『キョンシーズ1』は存在しない。
攻略ヒントがゲーム中で碌に説明されず、必殺技の一部はコマンド入力が困難で役に立たないなど、プレイヤーに対して不親切であったり理不尽さを感じる要素が多い。
そのため、ファミリーコンピュータ作品における低評価・高難易度ゲームの1つとして知られる。
一方で、アクションRPGをベースにアドベンチャー要素を取り入れたゲームはまだ数が少なかった点や、『ドラゴンクエストIII』(1988年2月発売)よりも先に昼と夜の概念を導入した点、セーブ機能に加えてそれを活かしたクリアデータ認識がある点など、当時のゲームとしては先鋭的と言える部分もある。
ストーリー
大まかなストーリーは、「『幽幻道士』での騒動後、再び街にキョンシーが現れ、おじいちゃんの仏具を奪われる事態が発生。
さらに、孤児の少年4人(デッパ、トラ、チビクロ、スイカ)のうち3人の魂が悪霊に連れ去られてしまう。
残った1人は、仏具を取り返し、3人の魂と街を救うために立ち上がる」といったもの。ただし、ゲーム中でこういった前置きのストーリー説明は一切行われない。
テンテンとおじいちゃんも登場するが脇役であり、戦うことはない。
プレイヤーは最初に孤児の少年4人から、操作する1人を選ぶことになる。
街ではRPG風の見下ろしビューの画面、建物に入ると「はなす」「みる」などのコマンドを選ぶアドベンチャー風の画面、戦闘は横スクロールアクション形式で行われる。街中を歩いて必要なアイテムを集め、夜の街でエンカウントするキョンシーを倒し、下水道・洞窟・霊界といったダンジョンを敵と戦いながら探索し、ラスボスに辿り着いてこれを倒せばクリアとなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
キョンシーズ2