未来神話ジャーヴァス
発売日
1987/ 6/30
定価
5,500円
フリマ
ジャンル
ロールプレイング
メーカー
タイトー
概要
同年10月に発売された『インドラの光』に先駆けて、本作はバッテリーバックアップシステムにより容易にセーブが可能になっており、これはファミコンRPGとしては初の快挙である。
長いパスワードの入力が全く不要な点が当時の本格派RPGとしては画期的であった。
しかしNPCの話す内容が分かりにくいヒントや無意味な会話ばかりである、地球が滅亡した理由について明かされないなどストーリーが薄い、アイテム探しのために遭難やセーブによる”詰み”のリスクを背負いながら広大なダンジョンを探検しなければならない、移動や金策、戦力集めが大変であるなどの点から本作の評価は低い。
発売当時は徳間書店の『ファミリーコンピュータマガジン』の読者投稿で、「たった100円で買った。でも全然面白くないので分解してバッテリーバックアップの構造を調べるのに役立った」などというネタもあったほどである。
ストーリー
かつて地球には高度な文明があったが、人口増加により人類は新しい住処を求めて宇宙船に乗った。
宇宙探査船であるジャーヴァス号は数々の苦難を乗り越え、やっとの思いで地球に戻った時には乗組員は主人公1人だけになっていた。
地球に戻る際に通信装置のスイッチを入れると応答がなく、やむなく主人公は故郷のアメリカ大陸と思しき場所にジャーヴァス号を不時着させるが、かつての文明はどこにもなかった。
大都市も摩天楼も、ハンバーガーでさえも。やがて主人公は昔の地球を探すため、大変化の原因を探るため、そして自分の生きる道を見出すために旅立った。この冒険が、のちに新地球誕生にまつわる「ジャーヴァスの神話」と呼ばれる英雄譚となる。
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未来神話ジャーヴァス