アメリカ大統領選挙
発売日
1988/ 10/28
定価
9,800円
フリマ
ジャンル
シュミレーション
メーカー
ヘクト
概要
本作は、共和党、民主党ともにプレイヤーは3人の候補から1人を選び、州ごとに強く主張する政策を選んで大統領候補を目指す内容である。
作中において、プレイヤーを含めた5人の候補が各州における予備選(党員集会を含む)と本選で、政策決定や世論調査や選挙運動(演説やテレビCM)を行う。
ただし、予備選は全ての州で行われる訳ではなく、一部の州ではコンピューターで自動処理される場合もある(獲得代議員数は固定数)。
また、スーパー・チューズデーでは同日に多数の州で予備選が行われるため、予備選が行われる各州を3地域に分けそれぞれで選挙活動の設定を行った後に一斉に開票が行われる(開票は地域単位で行われ、獲得代議員数のゲームオーバー規定の対象となる)。
全国党大会で党の候補者に選ばれた場合には、党内の予備選で競った他の4名の候補者から副大統領候補を選択して本選挙に臨む。
予備選挙中に2州続けて獲得代議員数15%未満となると、予備選辞退という形で強制的にゲームオーバーとなる。
また、使用できる選挙資金にも上限があり、これを上回るとゲームオーバーとなる
(一部の州予備選における政治資金出費による上限突破に関してはゲームオーバーの対象外である)。
本作の監修は、報道番組『CNNデイウォッチ』(1984年 – 1993年)のメインキャスターであり、当時番組内で大統領選を担当していた伊藤信太郎(後の衆議院議員)が務めた。
伊藤は本作を監修した理由として、「[1988年当時の]日本人にとって、大統領選の仕組みは非常にわかりづらかった。
州内で一票でも多く取った候補が選挙人を全て獲得する『勝者総取り』や『選挙人』といった言葉もなじみがなかったのではないか。
ゲームを通じてそれをわかりやすく伝えようと考えた」と2020年の朝日新聞の取材に対して答えている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
アメリカ大統領選挙