パチコン(東芝EMI)
発売日
1985/ 11/21
定価
4,900円
フリマ
ジャンル
ギャンブル
メーカー
東芝EMI
概要
1990年代にユニバーサルグループはパチンコに参入することになったが、当時ユニバーサルグループは日本遊技機工業組合(日工組)に加盟しておらず、日工組が管理するパチンコ機に関する特許を利用することが出来なかった。
それを逆手に取って、見た目はパチンコだが内部システムにパチスロのそれを取り入れたのがパチコンである。
パチンコとパチコンの最大の相違点は設定の存在である。初期の機種では大当たり確率が、後期の機種では電チュー開放確率がそれぞれ6段階設定となっていた。
また、当時のパチンコ機にあったアタッカー内のVゾーンも使えなかったため、アタッカーが開放して最初の数秒間に玉が入賞すれば継続する仕様となっていた。
ユニバーサルでは設定を細かく変更することで「釘調整の必要がないパチンコ」を謳っていたが、ユニバーサル自体パチンコではあまり実績のないメーカーだったこともあり、あまり普及しなかった。2001年にミズホが日工組に加盟したこともあり、ユニバーサルグループはパチコンの製造を取り止めた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
パチコン